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2026.3.2

金口瑛典講師らの論文が「Tissue and Cell」に掲載されました。

タイトル:Fiber-Type-Dependent Histological Changes in Skeletal Muscle Following Heart Failure in Rats(ラット心不全モデルで生じる骨格筋の線維タイプ依存的な組織学的変化)

 

掲載紙:Tissue and Cell

 

著者:Akinori Kaneguchi, Koki Ishinaka, Yuichiro Azuma, Sakura Sunagawa, Rena Takagi, Takuya Umehara, Kaoru Yamaoka, Junya Ozawa

 

論文の概要:心不全患者の骨格筋では筋線維の萎縮、毛細血管数減少や線維化が生じることが知られていますが、どの筋線維タイプの筋でこれらの変化が生じやすいのかはよく知られていません。本研究では、筋線維タイプの違いによる心不全後の組織学的変化に対する反応性の違いを明らかにすることを目的としました。ラットにモノクロタリンを投与することで心不全を誘導し、28日後にヒラメ筋(遅筋線維優位)、腓腹筋(混合タイプ)と足底筋(速筋線維優位)の組織学的変化を調べました。その結果、速筋線維の萎縮と毛細血管数の減少は全ての筋で観察されました。一方で、遅筋線維の萎縮はヒラメ筋と腓腹筋のみでみられ、コラーゲン量の増加は腓腹筋と足底筋のみで検出されました。これらの結果は、心不全後に生じる骨格筋の組織学的変化は筋線維タイプに依存するものとそうでないものがあることを示唆します。そのため、ある筋で観察された変化がそのまま他の筋でも生じるわけではないようです。

 

論文は以下のURLから50日間無料でダウンロードできます

https://authors.elsevier.com/a/1mguP9HzSVcIB

 

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