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2025年10月17-18日(大分)に開催された第30回日本基礎理学療法学会学術大会で優秀賞を受賞しました。
https://www.jspt.or.jp/jsptf/award/
タイトル
成長期における荷重減少が脛骨形態および大腿脛骨関節アライメントに及ぼす即時的・長期的影響─後肢懸垂モデルによるOAリスク形態の検討─
古川勇瑚、西田憲和、金原真理奈、金口瑛典、小澤淳也
研究の概要
骨形態異常や配列異常(マルアライメント)は様々な関節の疾患と関連します。そのため、それらを予防することが疾患発症の予防に繋がる可能性があります。ラットを用いた研究では、成長期に荷重が不足すると大腿骨や膝蓋大腿関節アライメントの変化と、変形性関節症を誘導することが判っています。しかし、脛骨大腿関節への影響は不明です。本研究では、内側型膝OAの特徴である内側近位脛骨関節面角度(MPTA)や脛骨外旋に着目し、成長期ラット(4週齢)に対する後肢懸垂の即時的および長期的影響を検討しました。その結果、後肢懸垂4週および8週でMPTAが増加した一方、懸垂を中止し54週齢まで自由飼育すると、対照群よりMPTAが有意に減少しました。脛骨の外旋を示すTT-TGの増加は、後肢懸垂により有意に増加(外旋)し、8週間の後肢懸垂後では再荷重後も持続しました。このことから、骨形態異常や、マルアライメントを予防するためには、成長期の積極的な荷重の必要性が示唆されました。
