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タイトル:Skeletal muscle histological remodeling precedes functional impairment in a muscle-specific manner following monocrotaline-induced heart failure in rats(ラットモノクロタリン誘導心不全後に骨格筋の組織学的変化は筋特異的に機能障害に先立って生じる)
掲載紙:European Journal of Applied Physiology
著者:Akinori Kaneguchi, Mahiro Fukunaga, Mikito Nishimura, Reo Takagi, Shota Yamamoto, Akira Yukitomo, Haru Honma, Takuya Umehara, Kaoru Yamaoka, Junya Ozawa
論文の概要:心不全後に生じる骨格筋のリモデリングは、運動耐容能低下や筋力低下の一因と考えられていますが、これらの時間的関係はよく分かっていませんでした。本研究では、心不全のラットモデルを用いて骨格筋の組織学的変化と運動機能の変化を経時的に調べました。ラットにモノクロタリンを投与し、右心不全を誘導しました。比較対照は無害の溶媒を投与したラットとしました。モノクロタリン投与後1週の時点で肺うっ血と一部の骨格筋の毛細血管減少がみられました。投与後2週では右室肥大と一部の骨格筋の筋線維の萎縮が観察されました。投与後4週で、右室肥大の進行、顕著な毛細血管減少と筋線維の萎縮、運動耐容能低下と筋力の低下傾向が認められました。これらの結果は、骨格筋の組織学的変化は運動機能が低下する前から始まっていることを示します。そのため、心不全に伴う骨格筋障害を軽減するためには、運動機能低下が顕在化する前から対策を行う必要があることが示唆されます。
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