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本学義肢装具学専攻では、実践力を養うための実習授業の一環として、実際に足を切断された方をお招きし、学生が義肢の製作や適合を学ぶ「モデル実習」を行っています。この度、専攻設立当初から下腿義足(膝下を切断された方が装着する義足)のモデルとしてご協力いただいてきた道木弘司(どうきひろし)さんが、高齢のため今年度で引退されることとなり、感謝の気持ちを込めて送別会を開催しました。

学生が製作した義足を装着する道木さん
御年80歳になる道木さんは『当時の専攻主任が、50年以上前に切断したばかりの頃にお世話になったリハビリの先生で、その縁で広島国際大学の実習に関わる事になりました。こんな年寄りですが、少しでも若い学生さん達の経験になればと思い、これまで続けてきました』と語ってくださいました。

今年度で下腿義足のモデルを引退される道木さん(右)。
左は、いつも実習でお世話になっているモデルの板倉さん。
本学の学生が一人前の義肢装具士を目指すためには、こうしたモデルの皆さまのご協力が欠かせません。道木さんの長年のご尽力に心より感謝申し上げるとともに、今後のご健康とご多幸をお祈りいたします。

最後の授業でお世話になった学生たちと記念撮影
本学義肢装具学専攻では、義肢装具士に欠かせない「技術力」と「人と向き合う力」を育成しています。義肢装具士は、患者さんの生活に深く寄り添い、信頼関係を築きながら最適な義肢や装具を提供する専門職であるため、確かな技術だけでなく、コミュニケーション力や思いやりも重要です。本学では、モデル実習をはじめとする実践的な授業を通じて、技術と人とのつながりを両立できる義肢装具士を育てています。
皆さんも、人の歩みを支えるこのやりがいある仕事を一緒に目指してみませんか?