リハビリテーション学科
学位・資格 | 博士(保健学)、理学療法士 |
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専門分野 | 基礎理学療法学、運動器疾患 |
キーワード | リハビリテーション科学、身体教育学、運動器疾患 |
研究テーマ | 成長期の活動と運動器疾患の関係の解明 |
研究紹介 | 研究実績 |
本学科開設年度である2006年より教員をしています。授業は機能障害学、筋骨格系解剖学実習、解剖学などを担当しています。教育では、単に知識の総量を増やすだけでなく、その知識を活用するために論理的な思考ができる理学療法士を育てたいと思っています。研究では、実験系の中で運動器疾患やそれに伴う機能障害の発症メカニズムや修飾因子を探索することをテーマとしています。近年は、「子どもの頃からの運動で将来の運動器疾患に備える」という目標を掲げ、成長期の過剰・過小なメカニカルストレスが身体に及ぼす影響を研究しています。
学生が大学生活の中で豊富な経験を積み、多様性を身につけられるように手助けをすること、そして臨床や研究の中で、真剣に打ち込める何かを見つける手伝いが出来ればと思っています。
機能障害学
物理療法学実習
解剖学実習
運動器疼痛学
筋骨格系解剖学実習
チュートリアル
情報検索法
疼痛学特論
運動器疼痛管理学特論
卒業研究では、理学療法における身近な疑問をテーマとして、物理療法を用いた廃用性筋萎縮、関節可動域制限の治療のほか、病態解明を目的として走行運動あるいは筋力低下と関節軟骨代謝との関連について、動物を使った実験系での解明を行ってきました。大学院では、関節炎症や固定に続発する関節拘縮の機序の解明や関節弛緩性・前十字靭帯の機械的特性を制御する要因の検討などをテーマに研究を行ってきました。研究対象は動物(マウス、ラット)で、研究手法は組織学、分子生物学、動作解析、バイオメカニクス(機械的特性)などがメインとなります。理学療法の基礎研究でよく使用される小動物用トレッドミル、電気刺激装置、全身振動刺激装置も設置されています。現在の研究テーマは、関節拘縮や関節疾患の病態発生の機序などです。主なテーマは運動器ですが、それ以外でも基礎研究に興味のある人材を広く求めています。
博士論文題名
2021年度
南本 健吾:ラット単関節固定モデルの開発と股関節屈曲拘縮の進行過程
修士論文題名
2023年度
金原真里菜:ラット成長期における免荷が股関節に及ぼす即時的・長期的影響
2021年度
池田愛理:成長期ラットの免荷が膝関節のアライメントおよび機械的特性におよぼす影響
2017年度
南本健吾:ラット膝関節固定により生じた拘縮における筋の機械的特性の変化
卒業論文題名
詳細は別紙「卒業論文題名一覧」PDFを参照
研究手法は組織学がメインとなりますが、光学顕微鏡レベルの組織学に必要な機器は概ね揃っています。理学療法の基礎研究の実験でよく使用される小動物トレッドミルや電気刺激装置のほか、全身振動刺激装置も設置されています。さらに山岡研究室の協力のもと筋張力測定や遺伝子発現、木藤研究室の協力のもとラットの三次元動作解析も行ってきました。現在の研究テーマは、「廃用骨格筋に対する全身振動トレーニングの効果」「関節炎が引き起こす関節可動域制限の原因の解明」「下肢筋力低下が膝関節軟骨代謝に及ぼす影響」です。主なテーマは運動器ですが、それ以外でも基礎研究に興味のある人材を広く求めています。
1997年 | 広島大学大学院医学部保健学科理学療法学専攻卒業 理学療法士(第27860号) |
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2000年 | 広島大学大学院医学系研究科基礎理学療法学専攻 博士課程前期 修了 修士 |
2003年 | 広島大学大学院医学系研究科基礎理学療法学専攻 博士課程後期 修了 博士(保健学) |
2003年 | 医療法人健真会 山本整形外科病院 リハビリテーション科 理学療法士 |
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2006年 | 広島国際大学保健医療学部理学療法学科 講師 |
2012年 | 広島国際大学保健医療学部総合リハビリテーション学科准教授 (現在に至る) |
2003年 | 14th International WCPT Congressにて、アジア・西大西洋地区top scoring abstractを獲得 |
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2011年 | 広島県理学療法士学会にて学会優秀賞受賞 |
2017年 | 広島国際大学教職員表彰「教育研究活動」 |
詳細は「リサーチマップ」参照