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アジア介護・福祉教育研修センター

アジア介護・福祉教育研修センター

アジア介護・福祉教育研修センターとは（ACTセンター：Asia Care work Training center）

超高齢社会を迎えたわが国の「日本式KAIGO」とそれを支える「介護福祉士養成教育」は、アジア諸国において高く評価されています。
そのため、中国をはじめアジア諸国において、急速な高齢化が進展しているアジア圏域の介護・福祉現場の指導者は、日本の福祉制度や福祉人材教育、「日本式KAIGO」を日本で学ぶことを希望しています。
さらに、2016年11月には、外国人技能実習制度の対象に介護職種が追加され、期間も3年から5年に延長されました。今後、日本の介護現場において、外国人技能実習生の受け入れが予想され、日本の介護現場の指導者は、外国人に対する異文化を踏まえた介護の実践的指導能力が求められます。
本センターはこのような社会情勢に対応するため、外国人を指導する国内外の人材を養成します。

事業内容

アジア諸国の介護・福祉人材への外国人指導者を対象とした研修事業

アジア諸国の介護・福祉人材への日本人指導者を対象とした研修事業

「アジア諸国の介護・福祉人材を指導できる日本人介護福祉士」および「介護職種の技能実習生への指導者」を養成するための研修を実施

アジア諸国の大学生・教員との教育・研究・交流事業

本学と連携・協定を締結している海外の大学等との教育・研究・交流活動の推進

研修プログラム

アジア諸国の介護・福祉現場での指導者養成研修プログラム（外国人向けプログラム）

研修概要	日本の福祉制度や介護、リハビリテーション等の紹介と介護・福祉現場の視察を通じて、アジア諸国で「日本式KAIGO」に基づいた介護を実践するための知識や技術を修得します。
対象者	アジア諸国の介護・福祉現場の指導者、アジア諸国の介護職種技能実習生、アジア諸国の大学生・教員
プログラムメニュー	日本の介護・福祉政策についての講義「日本式KAIGO」技術の演習本学が提携している福祉施設・病院等の見学本学在学生、卒業生との交流介護導入講習会

プログラムの一例

大学内での講義	戦後の日本における高齢者福祉政策のあゆみ日本における介護保険制度の現状と課題日本における介護福祉士養成の現状と課題日本における認知症ケアの現状
大学内での演習【日本式KAIGOの実技】	ベッドメーキング移乗・移動の介護（ベッド周辺機器・車いす・歩行器・杖）排泄介護（ポータブルトイレ・おむつ交換など）清潔の介護（シャワー浴・部分浴・清拭など）食事介護（食事姿勢・食事形態・自助具）
日本の福祉施設の見学/th>	提携する高齢者施設・障害者施設などを見学

研修プログラムは、ご要望に応じ一部変更することも可能です。

研修費用については、別途ご相談ください。

研修プログラムを修了した方には修了証をお渡しします。

日本の介護・福祉現場での指導者養成研修プログラム（日本人向けプログラム）

研修概要	アジア諸国の高齢者の現状や生活文化、介護教育方法等を学び、「アジア諸国の介護・福祉人材に指導できる日本人介護福祉士」および「介護職種の技能実習生への指導者」として必要な知識・技術を修得します。
対象者	介護福祉士資格取得後、５年以上の実務経験者等
プログラムメニュー	アジア諸国の生活文化と介護について介護教育方法（授業計画・授業案作成、模擬授業）「日本式KAIGO」の演習

プログラムの一例

大学内での講義	概論	アジア諸国の高齢者の現状と課題アジア諸国の生活文化と介護
大学内での演習【日本式KAIGOの実技】	各論	アジア諸国の高齢者の現状と課題
大学内での講義	介護教育方法	介護教育方法について授業計画（シラバス）の作成授業案作成模擬授業の実施
大学内での講義	ベッドメーキング、身体の動かし方（体位変換・安楽な体位・起こし方）、移乗・移動の介護、排泄介護、清潔の介護、食事介護など