カリキュラムポリシー(2016~2019年度心理・薬・医療栄養)
広島国際大学における教育は、命の尊厳と豊かな人間性を基本理念とし、この理念に基づき、新しい時代が求める専門的 な知識と技術の習得を進めるとともに、健康・医療・福祉の分野において活躍しうる職業人を育成することです。この理念に基づいて、本学のカリキュラムは、 社会・技術・学術の発展に対して柔軟に対応しうる能力を高める「専門教育科目」と、社会人として見識のある知性を養う「共通教育科目」とで構成されていま す。さらに両者には、初年次教育に関する科目および専門職連携教育に関する科目を配置しています。
1.専門教育科目
健康・医療・福祉に関わる分野で実践的な技術をもった専門職業人を育成するための授業科目です。学部・学科が定めた専門教育科目を基礎的な科目から卒業研究 へと体系的に学び、学士として必要な専門分野の知識・技術を身につけます。また、学部・学科ごとに設定された資格を取得することで、実学教育を修得したことへの保証になります。専門教育科目は次の2つの区分で構成されています。
①専門基礎科目
学部・学科が定めた基礎的な専門教育科目であり、より専門性の高い専門教育科目の修得に必要な授業科目です。
②専門科目
学部・学科が定めた専門性の高い専門教育科目です。学士として、必要な専門分野の知識・技術を修得するための授業科目です。
2.共通教育科目
全学に共通の授業科目で、教養科目、共通基礎、情報処理、外国語、保健体育、特講の6つの系列・分野があり、次の2つに区分されます。
①教養科目
教養教育を担う授業科目です。すなわち、幅広く深い教養、総合的な判断力、豊かな人間性を涵養することを目的としています。「人間と思想・文化」、「人間と 現代社会」、「人間と科学・技術」、「国際社会の理解」の4つの領域を置き、思想・文化、現代社会、科学・技術について幅広く学び、さらに国際社会についての理解を深めることで、大局的視野を身につけていきます。
②基礎教育科目
専門教育科目と教養科目を学ぶための土台をなす授業科目です。基礎教育科目には5つの系列・分野を置き、国内外で活躍する職業人に必要な基礎知識や技術、コミュニケーション能力を身につけることを目的としています。それぞれの系列・分野は次のとおりです。
共通基礎:学部・学科が共通に必要とする科目
情報処理:多様な情報を収集・分析し、効果的に活用する技術を習得する科目
外 国 語:国際社会で活躍する職業人育成の基盤となる科目
保健体育:健康で豊かな生活を送るために必要な運動技術・知識を修得する科目
特 講:基礎ゼミナール、自校史教育、キャリア開発など、社会人としての基礎となる科目
学部・学科のカリキュラム・ポリシー
学部・学科 | カリキュラム・ポリシー |
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心理学部 心理学科 |
日々変動するストレスの多い社会の中で、自己や他者のこころに積極的に関心を持ち、肯定的自己理解を有し、他者に共感的理解を示しながら、温かい人間関係を構築することができ、さらに、個人的だけではなく、人間関係を生かしながら社会の中で生じる課題を創造的に解決していくことのできる人材を育成することが教育目標です。このような自律(自らを尊重し、セルフマネジメントができる)、共感(人を尊重し、こころを理解できる)、協働(人と社会のために、他者とともに行動できる)を旨として、心理学とコミュニケーションの幅広い専門知識と理論および技能の修得と、それを実社会における課題を解決するために活かすことのできる実践的なエキスパートを育成するために、次のようなカリキュラムを編成しています。
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薬学部 薬学科 |
教育目標は、「くすり」を中心とした学術領域を柱に据え、人にやさしい社会を創造し、地域医療に貢献できる薬剤師の養成です。新しい時代が求める高度で専門的な知識や技能の修得に留まらない、高い倫理観を備え豊かな人間性を持った「人間としての薬剤師」の養成を実現するために、以下のカリキュラムを編成します。
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医療栄養学部 医療栄養学科 |
『食』を科学的に学び、『食の力』で健康の維持・増進を図る担い手である管理栄養士の養成をめざすとともに、既存学部における健康・医療・福祉分野での教育・実習の実績を活かしながら、他学部・他学科あるいは地域社会と連携した独自のカリキュラムを展開することで、医療人として高度な専門的知識や技能のみならず、高い倫理観を備え豊かな人間性を持った「管理栄養士」の養成を実現します。
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最終更新日:2024.04.04