医療チーム・ケアチームの一員として活躍する専門職をそだてます。

現在の医療は、患者さんとその家族を中心に据えて、健康・医療・福祉各分野の専門家が協働する医療チーム・ケアチームを構成するそれぞれの専門職がお互いのことを理解し、尊重し、そして全専門職が「自分は健康・医療・福祉に携わる専門職のひとりである」という意識を持っていることこそが、チーム医療の根本です。学部・学科にかかわらず、全員がこのような意識を持って社会に羽ばたくことをめざします。

1. 各専門職についての理解
2. 専門職間の協働に必要な知識の修得
3. 様々な専門職をめざす学生によるチームケア演習

より良い医療・福祉サービスの提供をめざして

健康・医療・福祉分野の総合大学ならではの『専門職連携教育（InterProfessional Education）』を推進しています。高い専門性を前提としながら、他の専門分野の人々とお互いに深い理解と信頼に基づいて連携する大切さを学びます。
2013年度からスタートした『広島国際大学の専門職連携教育（広国IPE）』について紹介します。

広国IPEでは、健康・医療・福祉分野に関わる分野の専門職の仕事を理解し、これらの分野のサービスの利用者に対して、専門職が連携するチームとはどのようなものか、また、学生それぞれが自分の目指す専門職がどのように利用者に携われるかを講義や演習を通して学んでいきます。
その最終ステップでは『学部・学科の垣根を越えた学生から構成されるチームによって、一人の患者さんのケアについて考える演習』（専門職連携総合演習）を行います。

最終更新日：2024.03.25