広島国際大学 健康科学部「健康科学概論」 特別講義に広島ドラゴンフライズ 浦伸嘉社長が登壇!
健康科学部では、2024年度より1年次対象の新科目「健康科学概論」を開講しています。本講義では、「スポーツ・エンターテインメント」を切り口に、「まちづくり」「ビジネス」「メンタル」「栄養」「幸せ」といった多角的な視点から、健康と社会の関わりを学んでいます。
6月25日(水)には、特別講義としてバスケットボールB1リーグ・広島ドラゴンフライズの代表取締役社長で、本学客員教授である浦伸嘉氏をお招きしました。
広島ドラゴンフライズは、2024-25シーズンにおいて日本のB.LEAGUE代表として東アジアスーパーリーグ(EASL)に初参戦し、見事初優勝という快挙を達成。今回の講義では、その舞台裏やクラブ経営における戦略、ビジョンについて語っていただきました。
浦社長は、プロスポーツクラブの経営において、企業理念やマーケティング戦略、感動体験の創出といった観点から、ドラゴンフライズの取り組みを紹介。中でも「広島を盛り上げたい」という強い想いのもと、国内外の最新アリーナ事例を交えた"新アリーナ構想"も披露され、2026-27シーズンからのBリーグ・プレミア参入に向けた展望が語られました。
また、「ナンバー1に徹底的にこだわる」という浦社長のビジネス哲学も紹介されました。たとえニッチな分野であっても"1番"を目指す姿勢が、組織全体の競争力向上に繋がるという「ナンバー1戦略」の重要性が、具体例を交えて語られました。さらに、AIの活用や情報収集のスピード、変化の波をとらえる視点の重要性にも言及があり、学生たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
最後に、「時間と確率」というキーワードを挙げ、限られた時間の中で成果を出すための思考法が、スポーツだけでなくビジネスの現場でも応用可能であることを強調。「学生のうちに、努力を継続する習慣を身につけてほしい」と力強いメッセージをいただきました。
今回の特別講義は、スポーツを通じて社会の仕組みを学ぶ学生たちにとって、将来のキャリア形成にもつながる貴重な学びの機会となりました。
最終更新日:2025.07.02