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健康科学部 社会学科(仮称)の設置構想について

2022年9月8日掲載

健康科学部 社会学科(仮称)の設置構想について
(2024年4月開設予定【設置構想中】)



広島国際大学では2024年4月に「健康科学部 社会学科」の開設を目指して、現在、文部科学省に設置に関する届出申請を行う準備を進めております。

 地方では急速な人口減少及び少子高齢化、都市部への労働力流出等が深刻な社会問題となっています。これにともない、経済の減退、人材不足、行政サービスの質の低下など、さまざまな生活上の課題が浮上しています。

 また、このような人口減少や少子高齢化に伴う課題は、地方だけでなく、近い将来、大都市、さらには世界が直面するものでもあります。世界的な課題を抱えた最前線の場である地方において、課題に取り組み社会を変革していくことは、今後の社会の行く末を方向づけていくといっても過言ではありません。

 本学が属する広島県においても、中山間部や島嶼部を中心に、住民の高齢化、短い健康寿命、増加する自然災害への対応などさまざまな課題が山積しています。教育研究を通じた社会的な実践による地域課題の解決は、地方に本拠地を置く大学が果たすべき役割です。

 本学では、「ともにしあわせになる学び舎」を大学の将来像として掲げ、世のため、人のため、地域のために、ひとと共に歩み、あらゆる人の健康と幸せに資する研究を推し進め、広く社会に貢献するとともに、将来にわたって、誰もが健康で安心できる社会の実現をめざしています。

 このような考えにもとづき、多様な地域課題の解決を図るために、2024年に「健康科学部社会学科」の開設を構想しています。

 「社会学」は、社会のあり様を研究する学問であり、これまでの社会のあり方や現状を分析し、それらをふまえた将来予測を行うなど、私たちが生きている社会のことを理解し、よりよく生きるための方向性やそのヒントを示してくれる学問です。新設学科では、従来の社会福祉学の学びに加え、社会学の学びを深めていくとともに、地方にある大学として、学生と、地域で暮らす人々がともに手をとり協働しながら、地域生活課題の背景にある社会状況や社会構造、人々の暮らしや営みを的確に捉え、一人ひとりがかけがえのない人生をクリエイトし、より健康で幸せになれるようサポートできる人材の養成を行ってまいります。




新設する2つの専攻

■広くマクロな視点から、「政策」「まちづくり」に関する課題を自治体や地元企業、
 地域住民と協働して解決に導く人材育成を目的とした「地域創生学専攻(仮称)」

■さまざまな地域生活課題に対して、そこで暮らす人々や多様な関係機関と協働しながら、
 豊かな人間性と高度な専門性を発揮して解決に取り組む人材育成を目的とした「社会福祉学専攻(仮称)」


<新設学科の概要(構想案)>

学部・学科名称 健康科学部 社会学科
 地域創生学専攻(仮称)
 社会福祉学専攻(仮称)
入学定員(収容定員) 地域創生学専攻60名(240名)
社会福祉学専攻40名(160名)
学位名称 学士(地域創生学)
学士(社会福祉学)
開設年度 2024年4月(予定)
設置場所 地域創生学専攻 呉キャンパス
社会福祉学専攻 東広島キャンパス
取得可能な資格 地域創生学専攻 社会教育士、社会調査士、学芸員
社会福祉学専攻 社会福祉士、精神保健福祉士

なお、既存の健康科学部 医療福祉学科は、募集停止いたします。これにより、介護福祉士および保育士の養成は、2024年度以降行わないことになりますが、その学びは社会学科の中に継承していきます。
また、こちらの概要は現時点での設置構想であり、今後、変更する場合があります。

最終更新日:2024.04.18

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