【健康科学部】RCC中国放送の田村友里アナウンサーをお招きして、特別講義を実施!
健康科学部では、2024年度から「健康科学概論(1年次)」を開講し、「スポーツ・エンターテインメント」を題材に、スポーツを「まちづくり・ビジネス・メンタル・栄養・幸せ」という5つの視点から学んでいます。
7月10日(水)、RCC中国放送の田村友里アナウンサーをお招きして、特別講義を実施しました。
田村アナウンサーは、広島県呉市出身で、2019年に幼い頃から憧れていたRCCに入社。現在は、TBS系列朝の情報番組 「THE TIME,」列島中継リポーター、RCC夕方の情報番組「イマナマ!」(メインMC・花よりガッツ)、RCCラジオ「ヨルノバ」などに出演されており、老若男女問わずファンが多い大人気のアナウンサーです。
田村アナウンサーには、これまでも本学提供のRCC製作番組に出演いただいたほか、大学の開学25周年記念イベントやオープンキャンパスの司会などに関わっていただきましたが、在学生対象の講義で講演いただいたのは今回が初でした。
講義のテーマは、「放送局から見るスポーツ&エンターテインメント」。アナウンサーになるまでのストーリーや現在の仕事内容、スポーツ現場での取材や番組ロケで大切にされていることなど幅広くお話いただきました。
事前に受講学生から募集していたNGなしの質問にもたくさん答えていただき、この講義でしか聞けないリアルな話も盛りだくさん。時々、教室内に受講学生の笑い声が響くような場面もあり、とても楽しい授業でした。
その中で印象に残ったお話は、アナウンサーとして数多くこなす取材に関することでした。
普段、私たちがテレビで見るアドリブ力やコミュニケーション力が際立つ田村アナウンサーですが、「取材相手の下調べ」、「取材を想定したシミュレーション」、「想像力」の3つを特に大切にされています。「事前準備を入念しているからこそ本番で力が発揮できる」と言い、今後フィールドワークやさまざまな人と交流を行う学生たちへ、「とにかく相手を観察すること!」とアドバイスをいただきました。
以下、参加した学生の感想の一部抜粋です。
- 共演や取材した方にお礼の手紙を書かれていることが印象深かったです。次につながるコミュニケーションが大切だと学びました。これからフィールドワークをする機会が増えるので、人とのつながりを大切にしていこうと思います。
- 現役アナウンサーの講義を通じて、放送業界の実情やプロフェッショナルとしての視点を知ることができ、仕事に対する情熱と責任感に深い感銘を受けました。アナウンサーの仕事には多くの挑戦がありますが、その中で成長し、自分磨きをする姿勢には、とても感動しました。
- 今回の授業を通して、田村アナウンサーが小学生の頃からいろんな努力をされていることがわかりました。スポーツ関係の中継やロケでは、専門用語の下調べやシミュレーションをしてから挑んでいることを知り、すごいなと思いました。
- 私は人前で話すとすごく緊張しますが、アナウンサーは緊張の場面でも、視聴者にわかりやすく伝える努力をされていることを知りすごいと感じました。また、スポーツ中継は、アナウンサーの実況があるからこそ成り立っているということも感じました。
「健康科学概論」の講義では、健康科学部に所属する各専門分野の教員による講義に加え、特別ゲストによる講演を2回実施しました。後期の「スポーツ・エンターテインメント演習」では、実際にプロスポーツの観戦を通じて、普段とは違う視点でスポーツを見る新たな授業が予定されています。
最終更新日:2024.07.16